最近、古本屋で見つけた一冊。
何の気なく店内を回っていると、他とは異彩を放つデザインの本に目が留まる。
BG(外装)黒に、明朝体フォントで赤字タイトル、他は白文字というなんとも個性の強い本が一冊。
そもそも本屋に黒表紙の本なんて少ないから目立つ目立つ。
気になって手をかけた
その時点で、この本の売り方は成功してるな、と納得。
どんな良作でも人の目に留まらない限り、飽和する商品郡に埋もれゆくのが世の運命。
それを勝ち抜いた作品は一体どんなものぞや?
と買ったのが「
Under the Rose (1) 冬の物語
」
概要は、こんな感じ↓
■出版社/著者からの内容紹介
19世紀英国。没落貴族の公爵家の娘・グレースは愛人のロウランド宅で謎の死を遂げた。
彼女の息子ライナスとロレンスは実父・ロウランド伯爵に引き取られるが、ライナスは母の死にロウランド家の人々が関わっていると疑念を抱く。
真相を究明しようとするライナスの孤独な闘いが始まった。
初見の感想は、
『フラットな昼ドラ』読んだのが第一巻ということもあってか、時代・キャラクター・環境などの雰囲気や世界観が細かく丁寧に描写やされている。
(背景のあるとき、ないときの差が激しいが。
しかし、
キャラクターが多すぎて各自の個性を理解する前に展開が進んでしまうのが難点。。
もう少し小出しにするとより際立ったのではなかろうかとも思う。
そういった点では『
夜桜四重奏
』も似たようなことが言えたなぁ。
後半部に差し掛かるに連れて、よりドロドロした物語が展開される雰囲気はあるものの、目的である「母の死の真相」は靄が掛かったまま。
<結論>。
2巻目を買うかどうかが迷うところだが、大化けしそうな雰囲気があるので一応購入予定。